第3夜
「岩井秀人、『て』を語る」
自他ともに認めるハイバイの名作で、長い全国ツアーを成功させた『て』を改めて、そして隅から隅まで解説。どことどこが実話で、どことどこがフィクションかを洗いざらい話します。また執筆当時、ストーリーの構成を整理するために使用したポストイット+画用紙も引っ張り出して、3時間後にはリスナー(観客)全員が『て』を書けるぐらいになっているという濃密なトークです。
第4夜
「岩井秀人、『ある女』を語る」
松尾スズキ氏が「1ページ1回以上笑った」と絶賛し、今年2月、めでたく第52回岸田國士戯曲賞を受賞した『ある女』。不倫経験のある女性が意外に多いと気付いた岩井が、数人の女性にインタビュー、さらに、この戯曲のリサーチのためにセックス教室にも通って取材。それら取材のこと、上演直後は冷静に振り返れなかったという作品全体のこと、今だから言える岸田のことを語ります。