毎ステージ後、大谷能生のアフタートークが決定!
初演出に込めた自身の幼少時の原風景について、
あるいは川端康成について、大谷が自ら語ります。
評論家、音楽家として縦横自在に活躍する大谷能生が、初めて舞台を演出します。
題材とするのは、川端康成の隠れた名作「山の音」。老いを迎えたひとりの男の、急速に近づく死への恐れ、その合間に立ち昇る性の残像を、冷静かつ鋭い筆致で描いています。男の死と性は、妻、出戻ってきた娘、息子の嫁、かつて思いを寄せていた妻の姉など、周囲の女性達によって輪郭を濃くしていきます。
この物語を大谷は“家にいる女達の物語”へと反転。
3人の女優のしぐさに託します。
音楽はもちろん、大谷の書き下ろし。
音符と身体が文学をリクリエイトする、『官能教育』の新機軸です。